冬の知らせ

■あっという間の師走。
「四季の方程式」が狂ってしまいまともに計算ができなくなってきているという近年の気候、今年はそれがさらに激しくなってしまった。それが顕著に表れたのが今年の秋で、皆様方が毎年楽しみにされている「紅葉」だ。
普段から色々なところで撮影をさせていただき素材として写真を各方面へご提供させていただくが、今年の秋の風景を撮影するのはホントに苦労している。まだ秋が終わったわけではなくてまともに冬が来るかどうかも分からないが、期待を込めて今年の話題の場面の写真をご覧いただき、一年間ご拝読いただいたことへの御礼とさせていただきたい。
最初の写真は「井内の雪景(冬の絶景)」。写真に写り込んでいる道をひたすら登って行くと皿ヶ嶺へ。峠を越えたら久万高原町だ。その途中、峠手前に二つの滝がある。「琴の滝」と「御来光の滝」だ。いずれも真冬1月末から2月上旬にかけては「氷瀑」していることが多い。この時期に行くとしたら「おクルマの冬支度」は絶対必須。間違ってもノーマル状態で行ってはならない。必ず「冬用タイヤ」を装着して念のためタイヤチェーンを携行されるように。準備さえして実際に行けばこれは「絶景」だ。実際に行くことがかなわないみなさまには、今回数点の写真をご紹介させていただくのでご覧いただきたい。いずれも撮影は2022年~2023年の1月末から2月。写真撮影としては人気の場所だがここまで歩いて上がってくる女性に出会ったりするのでビックリだ。


その年の冬の冷え込み状態にもよるが、松山市郊外の東温市山間部から皿ヶ嶺を登って行くと、そこはまるで別世界。とても愛媛県だとは思えない景色が広がる。

■皿ヶ嶺
石鎚山系の西部に位置し標高は1278m。フラットな稜線が伏せたお皿のように見える事から名付けられた。県立自然公園に指定される皿ヶ嶺連峰を代表する山でもある。登りやすい山として親しみのある皿ヶ嶺は花の名所としても人気な場所で、久万高原町からの登山道は最短を誇る畑野川ルートと、登山の醍醐味を満喫できる六部堂ルートがあり、自分に合ったルートをチョイスすることができる(久万高原町観光協会サイトから)。
【Google検索】皿ヶ嶺、琴の滝、御来光の滝、久万町観光協会
■新しい旅へ




松山駅発着で伊予大洲を午前中一往復、午後には八幡浜を一往復。中でも人気は肱川橋梁での旗振りだ。2014年7月に初代伊予灘ものがたりの試運転の際にこの場面を撮影したことがきっかけで生まれた「旗振り」は今や定番メニュー。実際に列車に乗った方々が次回は大洲城での旗振りを希望されるという旅のリサイクルツアーが生まれているから驚き。四季それぞれの素晴らしい自然と伝統食文化の城下町大洲。そして海の幸と柑橘のみなと町八幡浜。ここから乗り換えて二駅行けばマンモスくんのお出迎えを受けることができる。まだ乗ったことがないという皆さんは、来年是非どうぞ🚃
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一年間ご拝読いただきどうもありがとうございました。
来年は、「歴史伝統」や「まつり食文化」などへもレンズを向けて「旅のヒント写真」をお届けして行きたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。来年が楽しい一年となりますように♬
Mr.K
#写真で巡る旅してみたいとこ
#愛媛ツウのオススメスポット
2024年12月1日(日曜日)