南楽園の梅と宇和島鯛飯

季節が温かい方へ向かうと気持ちも温もりこころも弾む。
晩秋の美しい紅葉の景色に酔いしれるようなうっとり感とは違って、2月に入りたとえ少々冷えていたとしても早春の景色には明らかに気持ちを上向きにしてくれる自然の力を感じます。それは「花」の力なのかも知れません。
今回の行き先は宇和島市の南に位置する「南楽園」です。道後からは松山自動車道から宇和島道路を経由して終点まで走り国道56号の交差点を左折。しばらく標識通りに走ると10分もすれば到着します。道後温泉からはゆっくり走って約2時間弱でちょうど良いドライブコースです。

昨年の異常な高温の影響で今年の花の開花が遅れているのかもしれないとも言われています。少し気になりましたから今回はこの原稿を書く前に実際に訪ねてきました。メインの写真は2023年2月22日に撮影したものです。満開状態での撮影でしたが、今回は2月上旬ということもあって開花にはまだしばらく時間がかかりそうでした。ただチラホラとつぼみが開いているものもあってこれからのお天気次第といったところですね。
南楽園は、四国では最大級の日本庭園です。庭園をブラブラと一周しながら、梅、桜、花菖蒲などと四季折々の花ごよみにうっとり。早春のこの時期には野鳥たちもたくさんいて写メ撮りも楽しむことができます。私が訪れた日はお天気も良く、庭園散策にはうってつけでした。


庭園を半分くらい歩いたところにレストランがあります。
目的はもちろん本場の宇和島鯛飯をいただくことでした。食券を買わせていただいてしばらくは庭園の野鳥などに目をやりながら待っているとやってきました「宇和島鯛飯御膳」。ご飯はおかわりができるようにおひつに入ってます。少し小さめのお茶碗にご飯を適量、用意してある鯛の刺身をいくつかのせてネギと海苔をのせたら秘伝のタレをかき混ぜて少なめにかけます。2杯目は、残しておいた刺身とタレを全部「ぶっかけ」る。茶碗が小さめだから溢れないように気をつけて、これをお茶漬けのようにサブサブ一気にいたたぐ・・・そしたらさらに美味しくてしあわせ満腹間違いなし♥


南楽園周辺には菜の花畑もあったり、さらにはたくさんの桜が開花するので春の日帰り旅のオススメコース。途中、宇和島城もあるので周辺の展望台などからご覧いただきながら南予の春を満喫してください。安全運転で楽しい旅をv(^-^)v
Mr.k
日本庭園 南楽園(午前9時開園)
愛媛県宇和島市津島町近家甲1813
Tel:0895-32-3344 Fax:0895-32-4700
開花情報はWebでご確認ください。1月31日現在「咲き始め」とのことです。
食彩 和日輔(わびすけ) 別邸 南楽園店
【営業時間】10時00分~16時00分
《食事》11時00分~15時00分(オーダーストップ)
《喫茶》10時00分~15時30分(オーダーストップ
#南楽園
2025年2月1日(土曜日)