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愛媛ツウのおススメスポット!

天空の山岳ドライブ『笠取山編』

■笠取山

 四国カルストの北部で小田・美川・柳谷の3エリアの境界に位置する大川嶺連峰は、四国百名山の一つにも数えられている大川嶺を中心に西ノ明・美川峰・狼ヶ城山等が連なっている。笠取山はその中にあって標高1562mで連峰最高峰を誇る。山名は強い北西風によって笠が飛ばされることに由来するとされているが、山頂部は隆起準平原の平坦面が広がっており一面クマザサに覆われている。初夏を迎える5月中下旬のこの時期には「ミツバツツジ」の大群落が咲き誇り、それは美しい景色を見せてくれることから大変多くの登山者が訪れることで知られている。

山頂越に大野ヶ原方面を望む
ミツバツツジと新緑

■ドライブルート

 今回はちょうど開花の時期を迎えていることから、実際のドライブルートを簡単にご紹介させていただくことにする。あくまでも「目安」の情報としてご理解いただき、実際にはGoogleマップやYAMAPなどで正確な情報を事前に確認してからお出かけいただきたい。
 まず「道の駅みかわ」を目指していただく。ここでは食事もできるしこの後しばらくはトイレもないのでここで休憩してから出発。国道33号を高知方面へ走り始めるとほどなく「軍艦岩」が左手に現れる。そのすぐ先に県道328号(柳谷美川線)との分岐が見えるのでそれを右へ進む。ここからは道がとにかく狭い。対向車両には十分注意しながらゆっくり走って峠を登り詰めたらまず美川峰だ。ここからさらにクルマを進めていくと駐車場があるが、ここには駐車せずその先の狭い山道を対向車に注意しながら走ると二つ目の駐車場に到着する。ここに駐車して、後はクマザサをかき分けながら緩やかな登山道を20分程度上って行くと標高1,562mの笠取山山頂だ。

笠取山山頂(標高1562m)

 北に霊峰石鎚、南に大野ヶ原は源氏ヶ駄馬、すぐ西の脇には小田深山渓谷が位置する。いったん下界へ降りて国道440号を北へ向かうとほどなく「八釜の甌穴」、逆に南へ向かうと県道52号を右折して小田深山へ、さらにその先の県道36号を右折すると大野ヶ原へ向かうことができるなど、写真愛好家にとっても外せない被写体がたくさんあるエリアで高い人気を誇りシーズン中の土日祝祭日ともなれば多くの方々で賑わい、道路の混雑も半端ない。

八釜の甌穴
御三戸嶽(軍艦岩)

■天空の四国山岳ドライブルート

 生命の芽吹き著しい深緑の5月。国道33号沿いの「道の駅みかわ」を中心に延びる天空の四国山岳ドライブルートを走れば、面河経由で石鎚スカイラインからUFOラインを経由して絶景を目の当たりにしながら眺望スポットドライブを満喫できる。

瓶ヶ森(UFOラインから撮影)

 一眼レフのカメラならこうした眺望スポットの撮影ではお天気さえ良ければ手持ち撮影でOK。スマホで絶景を記録しておきたい方にはカメラの設定から「グリッド線を表示する」を「ON」にしていただければ構図の垂直水平が保てるので写真の仕上がりが良くなるのでお試しいただきたい。
 今やネット接続24時間体制の昨今であるが、今年の初夏は「情報冊子」や「マップ」を片手にルートや眺望スポットを探しながらのドライブもオススメしたい。SNSアップの話題造りにはうってつけなのである。どうぞお気を付けて行ってらっしゃいませv(^-^)v
Mr.K

※県道328号(柳谷美川線)
※UFOライン(いの町道 瓶ケ森線)
※上記二つの道路は道幅が狭く休日にはかなり混雑するので運転には注意が必要です。
山荘しらさ https://sansoshirasa.com/
 お食事OK(シーズンオフ有り)
道の駅みかわ お食事OK
#愛媛新聞旅行 #愛媛ツウのオススメスボット #天空の山岳ドライブ #笠取山

2024年5月1日(水曜日)

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