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愛媛ツウのおススメスポット!

薄墨桜と春茜を愛でる旅



少し早めに春の足音が聞こえ始めた四国道後には、旅の趣満点の季節がやってきた。
 コロナ規制が解けて自由な旅が楽しめる・・・そんな日常が戻ってきたことは昨今の主たる観光地へ行けば肌で感じることができる。スマホ片手のお客様もお相手してさし上げる地元の皆様方も戻ってきた笑顔から楽しさが伝わってくるのだ。

 「松山道後温泉においでなさいや。みな人当たりが良うてええ人ばかりじゃけん。」

 と、まあこんな感じで今回も道後温泉2泊3日で中日の楽しみ方とオススメスボットをご案内してみる。松山市内及び周辺部を移動しながらとなるのでレンタカーの手配は必須でのご案内だ。ツアーにセットするかもしくは宿泊先のホテルなどでご相談いただきたいが、手配できたら道後温泉を出発し裏山(瀬戸風峠)を経て伊台へとクルマを走らせる。


 まず最初の行き先は「天台宗大楽山西法寺」だ。開基661年で斉明天皇が伊予の国熟田津(にきたつ)に御宿泊の折に霊夢を感じられたことに端を発して建立された。そして680年に天武天皇が道後温泉に行幸されたとき皇后さまの病気平癒のため西法寺に祈願、その御礼に薄墨の綸旨(りんじ)と桜を賜ったとされている。この桜が後に薄墨桜と称され今日に至っているという薫陶すべき歴史のある寺院だ。


天台宗大楽山西法寺のオオシマザクラの大木(この写真の本堂の左手に「薄墨桜」がある)
本堂裏手の山の斜面にもある。
鐘つき堂周辺でも花を咲かせている。


 仁王門から鐘つき堂を経て本堂へ。少し距離はあるがその裏山と対面の斜面には薄墨桜をはじめとして「陽光桜」、「ソメイヨシノ」、「西法寺桜」、「オオシマザクラ」などが所狭しと咲き誇る。それぞれの桜が3月中旬頃から順に咲き始め薄墨桜が最後の開花となるが、今年は少し早めの開花となる可能性もあることから、例年なら4月に入る薄墨桜も3月中にご覧いただけるかもしれない。


赤坂泉公園(砥部町重光135番地)のソメイヨシノと陽光桜

 西法寺ではゆっくりと散策しながら薄墨桜(学名:イヨウスズミ)をご覧いただき、写メに収めていただいたらこの後の道順が少しややこしいのでいったん道後へ戻り、行き交う路面電車と電車のボデーに書いてある俳句に目をくれながら国道379号を一路砥部町へ。「拾町交差点で右折」し「県道23号(伊予川内線=国道56号方面)」へ入って約1km進んだ右奥に「赤坂泉公園」がある。咲き誇るソメイヨシノと陽光桜の正にサンドウィッチ行列。少し距離もあってウォーキングにも良いところなのだ。花吹雪を浴びながらおにぎり食べるもよし、花筏に透き通った青空があればサイコーの立ち寄りポイントとなる。


犬寄峠の黄色い丘(国道56号犬寄峠から左折約2km/標識あり)

 赤坂泉公園を出たら県道23号を国道56号と合流するまで走る。この間約20分。国道56号を内子方面へ向かい登り切ったところの「犬寄峠」の標識で左折。約2kmほどで「犬寄峠の黄色い丘」へ到着する。ここはご主人が1人で山を切り開き菜の花やミモザを植栽し真っ黄色に染め上げた話題の丘だ。今年は今日3月1日で満開の真っ黄色。良い眺めだ。菜の花の香り満点、見上げれば松山空港を離陸した飛行機が一筋描くと言うおまけ付き。ただ、小高い丘を上り下りするので履き物はウォーキング用のスニーカーをオススメする。


伊予市上吾川の「十合池」付近からの春の夕陽(春茜)

今回も旅の仕上げは夕陽をご覧いただくこととする。
 ただし、お天気が相手のことなのでもし雨で降ったりしたら雨男でもあるご案内役の私がいけないのでお許しいただきたい。良かったら再訪していただくと幸せ満点。
 犬寄峠の黄色い丘を出たら来た順路を逆に走り「稲荷口交差点」を「右折」して県道23号(伊予川内線)を砥部町方面へ。県道を「タケチ伊予工場」という看板が右側に見えるまで道なりに走りその先の交差点で右折する。少し狭いが丘陵地帯を高速道路に向けて走って上がって行くと程なく夕陽が視界に入る。「春茜」に至るか至らないかはその日の気象条件にもよるので幸運を祈ります。
 そしてホテルに戻ったら忘れずにお土産は松山銘菓「薄墨羊羹」をお買い求めいただきたい。最初にご案内した「薄墨桜」にちなんだ歴史ある羊羹を思い出と共におひとつどうぞ。

[参考引用:西法寺パンフレット]
【検索:西法寺/赤坂泉公園/犬寄峠の黄色い丘/十合池/薄墨羊羹】



2024年3月1日(金曜日)

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