カメラで四国霊場巡り③

9月、いよいよお四国巡りのシーズン到来だが、例年になく今年の秋は暑そうだ。お出かけの際には暑さ対策も大切な準備作業かもしれない。
さて、今回は第五十二番札所の太山寺からだ。太山寺に泰山寺、圓明寺に延命寺と寺院名の由来を探ってみたくもなるのが松山市から今治市にかけての札所の特徴でもある。1日コースなので出発は道後温泉のカラクリ時計を8時30分頃に設定。松山市内を国道196号を横切って県道19号経由で目的地を目指す。特に混雑や渋滞がなければ30分程度で太山寺へ到着する。
※道後温泉のカラクリ時計から太山寺までのルートマップ


お四国霊場巡りでなくてもこの太山寺は一見の価値はありそうだ。
四国八十八ヶ所霊場會のサイトによると、用明2年(587)頃に後々創建に向けた動きが生まれるきっかけがあったようだ。その後700年前半から半頃にかけて歴史的な動きがあり、弘法大師は晩年の天長年間(824〜34)に訪れて護摩供の修法をされ、それまでの法相宗から真言宗に改宗しているとされる。
国宝に指定されている本堂は、嘉元3年(1305)松山城主河野家が寄進。桁行7間、梁間9間の入母屋造り本瓦葺きで、その堂々とした姿からは鎌倉時代の創建であることを忘れてしまう。さらに3間8脚門、入母屋造り本瓦葺きの仁王門も同時期の創建で国の重要文化財に指定されている。霊場巡りでなくとも道後温泉に来たら是非訪ねて参拝してほしいオススメの寺院だ。
なお、太山寺は「一の門」、「太山寺」とバス停沿いにクルマを走らせるが、最初の駐車場からさらに坂道を登って行くと車の駐車スペースがある。ただしかなり狭いので注意が必要だ。

五十二番から五十三番へは、距離にして2.6km程度10分くらいで到着する。
道路沿いにあり右手に駐車場、左手に寺院がある。創建は天平勝宝元年(749)とされ、キリシタン石塔・左甚五郎作の龍・観音堂(十一面観音像を安置。慶長5年の台座銘。)等が見所とある。太山寺に続いて、700年半ば頃にそのルーツがある圓明寺参拝も道後観光に華を添える。
五十三番札所が終わったら国道196号を走って今治へ向かう。五十四番延命寺から五十九番の国分寺までは今治市内にあり移動も比較的楽なことから意外と短時間で巡ることができる。
五十三番から五十四番延命寺へのルート
国道196号を海岸線の絶景を楽しみながら走って距離は約36km程度、時間にして約50分で到着する。私が取材で訪れたのは8月のお盆明けの酷暑の日。シーズンオフと言うこともあってか参拝者は少なかったが、それでも写真の様に菅笠被った和尚さんがまわってこられたので思わず手を合わせシャッターを切らせていただいた。
ここから今治管内の札所については、詳細情報は四国八十八ヶ所霊場會のサイトをご覧いただくこととして、移動ルートと注意点などをご紹介しておくこととする。

第五十四番延命寺から第五十五番南光坊へのルート
約4kmで10分程度で到着する。
山門は迫力満点、なかなかの写真映えだ。

第五十五番南光坊から第五十六番太山寺へのルート
約3.5kmで時間にして約10分


第五十六番泰山寺から第五十七番栄福寺へのルート
約3.5kmで時間にして約10分


第五十七番栄福寺から第五十八番仙遊寺へのルート
約3kmでだが、道は狭く私道などを走るので所要時間は20分程度かかる。
ここは走行に注意が必要。参拝後納経料と一緒に駐車料金@400円が必要。


第五十八番仙遊寺から第五十九番国分寺へのルート
約7.5kmで所要時間は15分程度


今回の札所巡りは、松山市から今治市まで移動するため長距離になる。クルマの運転には十分お気をつけいただきたい。昼食が気になるところだがせっかく道後に宿泊されるなら、ここでオススメのメニューをひとつご紹介しておく。
店舗名 道後いなり ゆのや 道後本店
場所はカラクリ時計のすぐ前。お出かけ前にここでお好みのお弁当をゲット。五十三番札所を終わって五十四番へ向かう際に国道196号の海岸線を走るので、このどこかで海を見ながら食べるとさらに美味しい愛媛の味がするのだ。オススメです。ただし人気店なので並んでいることもあり事前の下見は重要なポイント。
10月の霊場巡りはいよいよ本丸の「六十番横峰寺」を目指す。果たして奥の院から御山のお姿を見ることができるかどうか・・・どうぞお楽しみに♬
Mr.K
注意点
今治管内の札所では、クルマで行った場合には駐車料金を納経料に上乗せして請求されるので事前に把握しておいていただきたい。
参考・引用/四国八十八ヶ所霊場會のサイト
#愛媛ツウのオススメスポット #愛媛新聞旅行
2026年9月1日(火曜日)








