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愛媛ツウのおススメスポット!

夏の滑川渓谷を訪ねて。

梅雨明けが、なんぼなんでも早すぎやしませんか?
 と、お天道様に聴いてみたくなるようなお天気が続いてます。が、心なしか夜が涼しいのは神の思し召しであろうか。グチの一つも言いたくなるのでありますが、今月は涼しいところへのご案内です。

『地球の軌跡』滑川渓谷とは・・・
 長い年月をかけて侵食された砂礫岩の奇怪な岩肌や、全長1kmにも及ぶナメラと呼ばれる美しい川床、流水が川床にある小さなくぼみで渦を巻き小石が内側を削ってできた甌穴(おうけつ)など、自然が創り出した芸術の世界を堪能できます。真夏の避暑、秋の紅葉にもおすすめのスポットです。 / 東温市公式サイトより。

実際に私が訪れたのは6月21日。
下界の蒸し暑さとは別世界の渓谷散策。写真は昇っていった順にご紹介します。

①まずスタートはここから。
②写真①の手前を左側へ下りる。

 駐車場から約300m前後で①の看板へ。②の「前の滝」は①の看板手前を左へ降りて行きますが、足下が悪いので要注意。ほどなく垂直に架かっている「鉄パイプハシゴ」を二つ下りると「前の滝」です。ここは撮影スポットでもありますが、危険でもあるのでオススメはしません。挑戦される方々は、「滑りにくい靴」とそれなりの服装や装備が必須なので念のため。間違ってもスニーカーなどで立ち入ってはいけません。

③「前の滝」を上がって出発
④ミヤマカラスアゲハ(オス)

 「前の滝」を上がって「イワタバコ」の群生を右手に観ながら③を渡ります。この辺は樹木の間からの木洩れ陽がスポットのように射し込む場所。そんなところを好んでやってくるのかどうかは彼(④ミヤマカラスアゲハ)に聴いてみないと分かりませんが、「吸水活動」はオスだけの行動だと聞いたことがあります。美しや。出会ったら幸運に恵まれる、らしいので期待します。

⑤緩やかな川床
⑥このような甌穴がいくつもある。

 渓流を吹き下ろしてくる風はとても涼しい。
 川床は緩やか(⑤)で渓流そのものも深くはない。滑りにくい靴(できればアイゼン装着かスパイクシューズがオススメ)は必須だが、防水の効いたものであればそのまま歩いて昇ることができる。当日も渓流登りの方々にも出会った。ところどころに現れる「甌穴」は、水と自然の脅威を感じさせられるもので石鎚の気配も感じる。

⑤大くぐり
⑥デッカい甌穴

 ここまで(⑤)来たら三分の二。そして現れる大きな甌穴を右手に観てがんばる。そしたらほどなく⑦の龍の腹へ辿り着きます。当日も土曜日と言うこともあってこの渓谷にこんなに人が来るのかというくらいの家族連れの皆さんで賑わっていました。「奥の滝」は皆さんの記念写メスポットです。

⑦龍の腹
⑧奥の滝

ルート1
 道後温泉からは県道334号と国道11号経由で、桜三里を下ったところの標識(滑川渓谷左折)までが最速で32分少々。


ルート2(Googleで出ないので地図を参考に)
 国道11号から右折しての県道302号(皿ヶ嶺公園滑川線)は、かなり狭くガードレールもない厳しい道路なので運転には十分注意してください。離合する場所も限られているので「手前で待つゆとり」と「低速走行」が必須条件です。渓谷の駐車場までは国道を右折して30分ほど。日本昔話に出てきそうな景色は喧噪から逃れさせてくれるのに十分です。
 駐車場からはゆっくり休まず歩いて奥の滝までが30分。写メ撮ったりしながらゆっくり足下を確認して景色を観ながらの渓流散策がオススメです。涼しいですぞ📸

服装等の注意事項
・靴はアイゼン装着かスパイクシューズ、または滑りにくい防水靴
・ズボンは転けても破れにくいGパン等がオススメ。
・手袋は持っておいた方が良い。
・水筒や軽食をリュックに入れて背負うこと。
 ただしゴミは必ずお持ち帰りください。


暑い7月、がんばって乗り切りましょう♬


Mr.K




2025年7月1日(火曜日)

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